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全身の健康につながる
咬み合わせ治療

食事や会話のときなどに、咬み合わせについて気になることはありませんか?咬み合わせに乱れがあると、見た目が悪くなるだけでなく全身の健康に悪影響を及ぼすことがあります。こちらでは、中野の歯医者「松山デンタルオフィス中野」の咬み合わせ治療についてご説明します。

咬み合わせはお口全体に影響を
与えます

咬み合わせはお口全体に影響を与えます

歯の咬み合わせに乱れがあると、見た目に問題が出てくるだけでなく、機能的な部分でも多くの問題を引き起こす可能性があります。咬み合わせが悪いと、咬み合う歯に過剰な力がかかり、ダメージが蓄積することで歯がすり減ったり、歯にヒビが入ったり、歯が揺らされることで歯周病が進行する原因になります。ヒビが入った部位から虫歯にもなりやすくなります。

咬み合わせ治療において重要なのは、咬み合う歯同士だけでなく左右の当たり方のバランスや、左右前後に動かしたときの歯の当たり方、そして咬み合わせる力の強さです。こうしたバランスが取れていないと、顎の位置がずれて顎関節症などの顎の病気につながる可能性もあります。

咬み合わせはお口全体はもちろん、心身のバランスにまで影響を及ぼすポイントですので、根本的な改善のために適切な治療を行いましょう。

咬み合わせは、家でいうと
基礎工事の部分

咬み合わせは、家でいうと基礎工事の部分

一見、見落とされがちな咬み合わせですが、実は1本1本の歯へとても大きな影響を与えています。咬み合わせのバランスを整えることなしで治療の成功はない、と言っても過言ではありません。インプラントや、大きな被せ物をつくる際には、まず基礎工事の部分である咬み合わせを固めてから歯を作る作業に入ることがベストです。

最重要項目は、
・全体的に均一に当たっているか?
・横に動かした時に奥歯に負担がかかる咬み合わせになっていないか?
・欠損歯(抜けている歯)がないか?  この3点です。

詳細なデータに基づいた治療

正しい咬み合わせに導くためには、その人本来の正しい顎の位置はどこで、現在その咬み合わせの位置がどのぐらいずれているのかといった情報を正確に把握しなければなりません。もしも咬み合わせがずれている場合は、そのズレによって患者さまの口腔内が影響を受けているのかを正しく調べておくことも大切です。

当院では、下記さまざまな検査を用いて、適切な咬み合わせ治療を提供しております。

咬み合わせを分析する精密検査

最善の治療を行うには、術前の徹底的な検査と診断が重要です。

  • セファロ分析(顔貌レントゲン)

    セファロ分析(顔貌レントゲン)

    咬み合わせのずれは、そのまま骨格のずれに直結します。レントゲンで、骨格のずれがないか左右の対称性を確認します。

  • 顔貌写真分析

    顔貌写真分析

    骨格のずれはそのまま、お顔の形のずれに現れていきます。セファロ分析と合わせて、ずれを診断します。

  • 模型分析

    模型分析

    歯がどのように接触し、どのように機能しているか、椅子の上で患者さまの口のなかで精密に分析することは不可能です。咬合器という、咬み合わせの分析器械を利用し、前後左右に動かした際の歯の当たりを分析します。

  • ブラックスチェッカー

    ブラックスチェッカー

    就寝時の歯ぎしりを分析する検査です。人間はほぼ全員が就寝時、歯ぎしりをしています。咬み合わせによっては、歯に破壊的な力がかかっていることもあり、歯ぎしりの状態の診断は長期的な歯の健康を保つために非常に重要です。日中、デスクワークをされている方には日中に検査することもあります。

  • 顎機能分析(CADIAX)

    顎機能分析(CADIAX)

    「CADIAX(キャディアックス)」は、患者さまの左右の顎の運動経路を測定することで顎関節の動的な状態の評価ができる装置で、当院では咬み合わせの治療に活用しています。

    顎の位置にわずかでもズレが発生していると、顎関節の動きに大きな悪影響を与えてしまいます。CADIAXを使用して顎の運動経路を細かく分析することで、現在の顎の位置が正常なのかどうかという判断を行うことが可能です。

精密検査で根本的改善

自費の精密検査で根本的改善

歯は、1本だけで成り立っているわけではなく、周りの歯と少なからず影響し合っています。そのため、1本の歯に問題が起こることでお口全体にまで影響が出てしまうことがあるのです。虫歯治療についても、1本の歯を治すだけでは根本的な改善とは言えない場合もあります。当院では、必要に応じてお口全体の状態を把握する精密検査を実施し、検査結果をもとに根本的な治療もご提案しています。

患者さまの担当医だけではなく、すべての検査においてドクターミーティングを行って、患者さまにとって最善の治療についてディスカッションを行っています。精密検査に関しても、結果説明の時間を充分に確保して詳しい説明をさせていただき、問題点と対策を明らかにします。

症例紹介

咬合治療
治療前
治療後
症例名 咬合治療
患者さまの主訴 銀歯を健康的な白い歯に変えたい。奥歯を作り、咬めるようにしてほしい。
治療内容 咬み合わせを整え、奥歯はノンクラスプデンチャー(審美的な入れ歯)を作製する。
患者さまの年齢 44歳
患者さまの性別 男性
治療期間 約1年
治療にかかった総額 約150万円(前歯12万円セラミック6本、奥歯セラミック8万円7本、ノンクラスプデンチャー15万円)
治療する際に起こるメリット 咬み合わせを整え、バランスのとれた審美的、機能的な歯がセットされた。
治療する際に起こるリスク・副作用 入れ歯周辺は汚れが溜まりやすいため、日々のメインテナンスが大切。